甘くておいしいナッツのはちみつ漬けなんですが、最近人気が高まってきているので、自宅で自分で作るという人も増えてきているみたいですね。
しかし、作ってしばらくしてから、ナッツのはちみつ漬けに白いモヤモヤしたものが複数出てきちゃって、もしかしてカビが生えちゃったのかと焦っちゃうことも珍しくないみたいなんです。
そこで今回は、ナッツのはちみつ漬けにできた白い物体はカビなのかどうかについて考えていきたいと思います!
ナッツのはちみつ漬けに発生した白い物体はカビ?
ナッツのはちみつ漬けを自宅で作ったのはいいんですが、しばらくして白い物が発生してしまうということが結構あるみたいなんですよね。
これなんですが、カビ以外に考えられるものとして、はちみつの中に含まれている糖分の結晶の可能性が考えられます。
普通のはちみつも、しばらく放置していると白く固まっちゃったりすることよくありますよね。
あんな感じで、保存している環境によってははちみつの中の糖分が結晶化してしまい、まるでカビでも生えたかのような状態になっちゃうことがよくあるんです。
確かに、ナッツのはちみつ漬けの中にカビが一切生えないとは言えませんが、可能性としてはカビだけじゃなくて砂糖の結晶ということも十分考えられるということですね。
ナッツのはちみつ漬けにカビが生えることってある?
そもそもとして、ナッツのはちみつ漬けの中にカビが生えることってあるんでしょうか?
はちみつって、かなり糖分が多いので、一般的なカビなどの菌は繁殖しにくい環境なのかなと思うんですよね。
これも気になって調べてみたところ、実ははちみつにもカビが生えてしまうこともあるようなんです。
例えば、はちみつの中に別の食べ物や飲み物が混入してしまって、そこからカビが発生するってこともあるようですね。
はちみつをスプーンですくうときに、そのスプーンにパンのくずとか他の飲み物とかがくっついていて、それがはちみつの中に入ってカビの原因となってしまうこともあります。
また、保存容器が壊れてしまっていたり、フタがちゃんとしまっていなかったことが原因でカビが生えてしまうというケースもあるみたいですね。
また、ナッツのはちみつ漬けに関して言えば、最初にナッツをローストしていなくて、それによって少し菌が入ってしまう可能性も考えられますね。
あるいは、保存容器のビンの消毒不足が原因でカビが発生してしまうこともあります。
糖の結晶かカビかを判別する見分け方は?
それでは結局、ナッツのはちみつ漬けの中にできてしまった謎の物体は糖分の結晶なんでしょうか?
それともカビなんでしょうか?
もしも色が黒っぽかったり、青っぽかったりしたら、それは砂糖の結晶では無いのでカビだと考えられそうですね。
しかし、ただ白いだけだと、結晶なのかカビなのか判断に困ってしまいます…
これを判断する方法として一番わかりやすいのは湯せんです。
糖の結晶であれば、湯せんをしてはちみつを温めることにより、結晶が解けて通常の蜂蜜の状態になります。
一方、カビの場合は湯せんしても溶けずにそのまま残り続けるので、それによって判断することができますね。
といっても、湯せんでも結晶が解けるのに数十分かかったりするので、じっくりと温めながら、ときどき揺らしてみたり、かき混ぜてみたりするといいのかなと思います。
ちなみに、保存している瓶を温めるときは、直火で温めるのは危険なので絶対にやらないでくださいね。
また、蓋を閉めたまま湯せんして温めてしまうと、内部の圧力が高まっちゃってこれも危険なので、あらかじめふたを開けた状態で温めるのもポイントです。
ナッツのはちみつ漬けにカビを発生させないポイントは?
ナッツのはちみつ漬けにカビを発生させないためにはどのようなところに気を付ければいいのでしょうか?
まず、自宅でナッツのはちみつ漬けを作る場合は、ちゃんとビンを煮沸消毒して殺菌するのがポイントです。
殺菌し終わった後も、内部を手で触ったり、ほかのものを入れたりしないようにしてくださいね。
また、ナッツについても、はちみつにつける前に乾煎りして加熱しておくと、カビの菌をやっつけることができるので、やはり乾煎りしてからはちみつにつけたほうがいいかなと思います。
加熱しないではちみつにつけてもカビが発生しないことも多いんですけれど、一応しっかりナッツ自体も過熱しておいた方がより安心ですね。
作り終わった後は、しっかりとふたをして湿度が高すぎない冷暗所で保存するとカビが発生しにくくなります。
また、出来上がったナッツのはちみつ漬けを食べるときも、清潔なスプーンを使って取るようにし、ほかの食品とかに触れたスプーンは使わないようにするのがポイントですね。
まとめ
ということで、ナッツのはちみつ漬けの中に発生した謎の白い物質はカビなのかどうかについて考えてきました。
はちみつは本来カビが生えにくい食品ではありますけれど、全く生えないというわけでもないので、湯せんして溶けるかどうかを1つの基準にして見るとわかりやすいかなと思います。
もしも不安であれば、安全のために食べずにもう一度作り直した方が良さそうですね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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