おでんや煮物などでだし汁を用意するためにこんぶを使ったりしますよね。
だし汁用に使った昆布は取り出すものだと昔言われたので取るようにしていたんですけど、そのまま普通に煮込んで食べられないのかな~と、前から気になっていたんですよね。
そこで今回は、おでんのだし汁用に使ったこんぶは、そのまま普通に食べられるのかどうかについて考えていきたいと思います!
おでんのだし汁用のこんぶはそのまま食べられる?
さっそく結論なのですが、おでんのだし汁用に使ったこんぶは普通にそのまま食べても特に問題はありません。
食べちゃダメなのかなと思っていたんですが、一応食べても大丈夫だったんですね~
ただし、食べても問題はないのですが、美味しく食べられるかどうかは別問題で、昆布の種類によってはだし汁用に使った後にそのまま食べても美味しくないケースもあるみたいなんです。
そこで、昆布の種類ごとの特徴をもう少し詳しく確認していきたいと思います!
おでんのだし汁に使えて、そのまま美味しく食べられる昆布の種類は?
おでんや煮物のだし汁用として使うことができて、さらにそのまま美味しく食べることもできるこんぶとしては日高昆布が適しています。
というのも、日高昆布は出汁を取るためにも一般的に使われていますし、それでいて繊維が多すぎないために煮込んで柔らかくして食べるのにも向いているんですよね!
昆布にも様々な種類があるのですが、種類によっては出汁がたくさん出やすいけれど、繊維が固くてそのまま食べるのには向いていない昆布もあるんです…
例えば、利尻昆布(りしりこんぶ)や真昆布(まこんぶ)、羅臼昆布(らうすこんぶ)などは美味しい出汁がしっかり取れるのが魅力的なんですが、繊維がしっかりしているので、そのままおでんの具として食べるのには向いていないんですよね。
一方その逆で、繊維が少なくて柔らかいタイプの昆布もあるのですが、それらの昆布の中には出汁を取りにくいものもあるんです。
例を挙げると、長昆布(ながこんぶ)や厚葉昆布(あつばこんぶ)などは煮込むことでやわらかくなり美味しくいただくことができるのですが、だし汁用の昆布としては向いていなくて、あまり出汁が取れないんですよね。
その点、日高昆布の場合はだし汁用としても使われていますし、そのまま食べる昆布としても利用されているので、おでんのだしを取った後にそのまま食べたいという場合は、日高昆布を使うのが良さそうですね。
まとめ
このように、昆布には様々な種類があって、だしを取るのに向いているタイプのこんぶもあれば、煮込んで食べるのに向いている昆布もあるということなんですね。
おでんなどのだしを取りつつも、そのまま具としても食べたいという場合には、だし汁用としても食用としても向いている日高昆布を使うのが現実的です。
それ以外の昆布の場合は、良い出汁が取れても固くて食べにくかったり、逆に食べやすいけど良い出汁がとりにくいケースもあるので、日高昆布以外を使う場合には、やはりだし汁用と食用で分けて使用するのが良さそうです。
それぞれの昆布の特徴を生かしながら、美味しいお伝にできると嬉しいですね~
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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