和食を美味しく作るためにも昆布だしがあったほうが良いってわかっているのに、いざ料理を始めようと思った時に、だし用の昆布が無いことに気が付いたり、賞味期限が切れてしまっていて焦ってしまったりすることもありますよね。
実際、私も同じように出汁用の昆布が見つからなくて慌ててしまったことがあるんですが、こういう時に、だし用昆布の代わりに使えるものがあると助かりますよね~
そこで今回は、だし用の昆布がない時の代用品として使えるものをいくつかご紹介していきたいと思います!
だし用の昆布がない時の代用品として使えるものは何?
早速ですが、だし用昆布がない時の代用品として使える食材をまとめていきたいと思います。
だし用の昆布がない時の代用品として使えるもの①:めんつゆ・濃口醬油
多くの家庭の冷蔵庫に入っている可能性が高く、それでいて昆布だしの代用品として使いやすいのが、めんつゆです。
めんつゆは、だし汁に醤油やみりん、砂糖などの調味料を混ぜ合わせて作っているものなので、ベースとして出汁がしっかりときいているんですよね!
うまみ成分であるグルタミン酸などのアミノ酸がしっかりと含まれているので、昆布だしの代用品として十分使えるものになっています。
もしも、めんつゆが家庭にないという場合は、濃口醤油を使うというのもOKです。
濃口醬油にもグルタミン酸などが含まれていて昆布だしに近い味わいを作り出すことができるのでオススメです。
ただし、めんつゆの場合も濃口醤油の場合も、単なるだし汁ではなくて塩分なども含まれてしまっているので、料理に使うときにはその分他の調味料を少なめにしながら味付けをしたほうが良いですね。
煮物などを作る場合であれば、味付けに使うお醤油や塩などを少なめにして、ちょっとずつ味見をしながら調整していくといいのかなと思います。
だし用の昆布がない時の代用品として使えるもの②:昆布茶
昆布だしがない場合の代用品として、昆布茶も使い勝手が良いですね。
昆布茶はその名の通り昆布を原材料として作られたものであり、うまみ成分も含まれているので昆布だしの代わりとして使用することができます。
ただし、昆布茶も砂糖や塩などで味付けがされているので、こちらも料理に使うときには味付けに気を付ける必要がありますね。
普段の昆布だしで作るときよりも、調味料を少なめにして味が濃くなりすぎないように注意しておきたいところです。
昆布茶も比較的お家に置いている割合が高いので、代用品としては使いやすいですね。
だし用の昆布がない時の代用品として使えるもの③:ブロッコリーのゆで汁
だし用昆布の意外な代用品として挙げられるのがブロッコリーのゆで汁です。
ブロッコリーにはうまみ成分であるグルタミン酸が多く含まれているため、ブロッコリーのゆで汁は、実はだし汁として活用することができるんですよね。
さすがに、だしを取るためだけにブロッコリーを使うのはもったいないですが、茹でたブロッコリーを胡麻和えやサラダなどとして使って1品作ることで、無駄なく活用することができますね。
ブロッコリーのゆで汁自体には味が付いているわけではないので、これを昆布だしの代用品として使う場合には、醤油やみりんなどの調味料で味付けを忘れないようにしたいですね。
だし用の昆布がない時の代用品として使えるもの④:シイタケの戻し汁
これも意外な昆布だしの代用品なのですが、シイタケの戻し汁にもうまみ物質のアミノ酸が含まれているため、そのままだし汁として使うことができちゃいます。
ただし、昆布だしとは味や風味が変わってきてしまうので、そういう意味では少し注意が必要ですね。
昆布だしの風味を大切にしたいという場合には少し不向きかもしれませんが、いつもと少し雰囲気が違う煮物や味噌汁を作ってみたいときには、シイタケの戻し汁を代用品として使ってみるのも面白いかもしれませんね。
だし用の昆布がない時の代用品として使えるもの⑤:トマトケチャップ
またまた意外な代用品ですが、トマトケチャップにもうまみ成分のグルタミン酸が含まれているので、こちらも代用品として使うこともできます。
もちろん、トマトケチャップをたくさん使ってしまうとケチャップ味の料理になってしまうので、昆布だしの代用品として使うときには少量を隠し味のようにして使うのがポイントですね。
普段はケチャップを昆布だしの代わりに使うことはあまりない人が多いと思うので少し抵抗があるかもしれませんが、少量を使うと確かに味に深みが出てくるので、ほかにも使えそうな代用品がない場合には使ってみる価値はあると思います。
トマトケチャップであれば、どのご家庭の冷蔵庫にも入っている可能性が高いので、かなり使いやすい代用品になりますね。
まとめ
だし用の昆布が無い時の代用品として、めんつゆや濃口醤油、昆布茶などをご紹介しました。
また、ちょっと意外な代用品として、ブロッコリーのゆで汁・シイタケの戻し汁・トマトケチャップなどにもうまみ成分であるグルタミン酸などのアミノ酸が含まれているので、これらを代用品として使ってみるのも面白いですね。
個人的には、めんつゆが一番味が安定して仕上げやすいので、だし汁用の昆布などが無い時には味付けの意味も込めてめんつゆで味を調整していくのがオススメですよ~
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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