紅茶を高いところから注ぐ理由は何?意味や効果とジャンピングへの影響を考察

本ページはプロモーションが含まれています。

紅茶を高いところから注ぐ理由は何?意味や効果とジャンピングへの影響を考察

紅茶
スポンサードリンク

テレビドラマとかで、紅茶を淹れるときにすごい高い位置からお湯を注ぐことありますよね。

一時期、私もあれに憧れて高いところから紅茶やコーヒーを注いだこともありました。

ですが、思えばあのように高い位置から注ぐのって意味があるんでしょうか?

そこで今回は、紅茶を高いところから注ぐ理由は何なのかについて考えていきたいと思います!

紅茶を高いところから注ぐ理由は何?

紅茶を高いところから注ぐ理由なんですが、考えれば考えるほど、特に意味はなさそうに感じてきました。

あえて理由をあげるとすれば、やっぱり高いところから注いでいる姿がかっこいいからなんじゃないかなと思います。

というのも、高い位置から注ぐことによって、逆においしい紅茶が淹れにくくなっちゃうんですよね…

だから、パフォーマンスとか見た目的な意味ではいいと思うんですが、純粋においしい紅茶を淹れるという目的のためには特に意味がないんです…

その理由についてもう少し詳しく考えていきたいと思います。

紅茶を高いところから注ぐことによるジャンピングへの影響は?

紅茶を淹れるときに、『ジャンピング』というのが大切だと言われたりします。

ジャンピングというのは、お湯の中で茶葉を対流させて、しっかりと紅茶の成分を抽出することを言います。

お湯の中で茶葉がジャンプするように大きく動くことで、美味しい紅茶を淹れることができるということなんですね。

それで、このジャンピングが起こる原理なんですが、沸騰した熱い温度のお湯を入れることが大きく関係しているんです。

熱いお湯を入れた後、時間が立つにつれてお湯の温度が少しずつ下がりますが、ポットの中でも温度の下がり方に多少のムラがあるので、温度が下がりやすい部分と、比較的温度が高い部分に分かれてくるんです。

この時に、下がった部分のお湯はポットの下側の方に流れていき、逆にまだ熱い部分のお湯はポットの上側の方に流れていきます。

また、お湯の中に含まれている酸素が茶葉に泡のように付着することによって、底に沈んだ茶葉が上に浮いてきやすくなります。

スポンサードリンク

上に浮いた後は茶葉自体の重みで再び下に流れてくるというように、お湯の中でしばらく動くんです。

このようなお湯の流れができるときに、茶葉も流されてジャンプするように対流するのがジャンピングなんですね。

このジャンピングをしっかり起こすことが美味しい紅茶を淹れるポイントなんですが、お湯を高いところから入れることによって、普通の位置から入れるときよりも空気にたくさん触れるので、少し温度が下がってしまいます。

そのため、ジャンピングも起こりにくくなってしまうので、どちらかと言うとおいしい紅茶を淹れるためにはマイナスになってしまうんですよね…

紅茶を美味しく淹れるためには、しっかり沸かした熱湯を使って、普通の位置からお湯を注ぐことでジャンピングをしっかり起こすことが大切だったんですね。

ジャンピングをうまく起こすコツは?

ジャンピングをうまく発生させるには、まずはきちんとお湯を沸騰させて、熱いままの状態ですぐに注ぐことが大切です。

また、ずっと沸かし続けたお湯の場合は、お湯の中の酸素や空気が抜けてしまってうまくジャンピングを起こせなくなってしまうので、お湯が沸いたらそのまま火にかけすぎずに早めにポットに入れてしまうのがポイントですね。

このように、お湯をちゃんと沸騰させて使えばジャンピングは起こりやすくなりますが、茶葉自体が古かったりするとジャンピングが起こりにくくなるケースもあるので、茶葉も新しいものを使ったほうがジャンピングさせやすいです。

紅茶を高いところから注ぐのもパフォーマンスとしては全然アリ!

このように、紅茶の茶葉をジャンピングさせて美味しい紅茶を淹れるためには、あまり高い位置からお湯を注がないほうが良さそうではありますが、だからといってやっちゃダメというわけではありません。

紅茶を高いところから注ぐのって、やっぱり見ていてちょっとカッコいいですし、話題にもなりそうですよね。

友だちとか家族とかと一緒にいるときに、高いところから注ぐことで、けっこうワイワイできて楽しいんじゃないかなと思います。

ただ、高いところから注ぐときには、熱いお湯をこぼしてやけどしてしまわないように気を付けてくださいね。

また、私の場合はやりすぎちゃって、テーブルの周りにお湯が飛び散っちゃったことがありました。

高いところから注ぐのってちょっと楽しいですけど、やっぱりやりすぎには注意ですね。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました