普段何気なく飲んでいるコーヒーなんですが、コーヒーの豆ってどうやってできるのかふと疑問に感じたんですよね。
確か、コーヒーの木からコーヒー豆が採れるんだと思うんですが、恥ずかしながら全然知識がなかったので、ちょっと勉強してみようかなと思ったんです。
そしたら、コーヒーの木も病気になったり枯れたりすることがあることを初めて知ったんですよね。
そこで今回は、自分の備忘録もかねて、コーヒーの木が枯れる原因や、寿命がどれくらいなのかなどについてまとめていきたいと思います。
コーヒーの木も枯れる!?寿命はどれくらい？
コーヒーの木も、やはり樹木なので寿命が来て枯れてしまうこともあるようです。
一般的には樹齢30年ほどでコーヒー豆の収穫量が少なくなってくるので、30年で更新するように切り倒したりして次々と新しい木を育てていくサイクルで農業が営まれているようですね。
ただ、これはあくまでも収穫量の関係で30年としているだけで、コーヒーの木の寿命はもっと長いことになりますね。
一般的なコーヒー豆は樹齢30年以内のコーヒーの木から採れたものだと考えられますが、実は現在でも樹齢100年を超える木から収穫された豆も販売されているみたいなんです！
100年たっても収穫することができるなんて、けっこう寿命が長いんですね。
もちろん、全てのコーヒーの木がそこまで長寿命とは言い切れませんが、これだけ長生きする木もあるというのはかなり驚きました。
もしかすると、まだまだ長生きする可能性も十分考えられそうですね！
コーヒーの木の寿命を縮める『さび病』とは？
このように、けっこう長生きするコーヒーの木なんですが、『さび病』という病気になってしまうと2~3年ほどで木が枯れてしまいます。
さび病はコーヒーの木がかかってしまう病気の中で一番恐れられているもので、これが原因でコーヒーの木が壊滅状態になってしまうこともあるんだとか…
原因となっているのが、さび病菌と呼ばれる菌で、これによって葉っぱにはまるでサビのような褐色の斑点ができ、最終的に葉っぱが枯れてしまって光合成もできなくなり、最終的には木が枯れてしまうんですね。
葉っぱから葉っぱへと菌が移っていってしまうので、一本の木だけではなく、隣接している他の木にも菌が広がってしまって被害が大規模化してしまう恐れもあります。
最近では比較的さび病に強いコーヒーの木の栽培もおこなわれているようですが、やはりコーヒー農家にとって脅威であることには間違いないですね。
コーヒーの木の葉っぱの先が茶色になったり葉焼けする原因は？
このように、さび病はコーヒーの木を枯らせてしまう病気で、葉っぱが茶色くなっていってしまうものなんですが、実はさび病以外にもコーヒーの葉っぱが茶色くなってしまう原因があります。
葉っぱの先が茶色くなったりする原因として代表的なのは以下のようなものかなと思います。
- 気温が低くて寒い
- 植え替えを長いことしていない
- 日照不足
- 水のあげすぎまたは乾燥させすぎ
- 根っこや土の通気性が悪い
- 害虫による被害
もともとコーヒーの木って熱帯地方の植物なので、日本のような気候にはあまり適さないんですよね。
観葉植物として室内で栽培されることもあるんですけど、室内に入れていてもやっぱり冬場は寒いです。
もしも日本で観葉植物として育てるなら、冬場は常に暖房を付けるなどして温かくしておく必要があります。
寝るときも外出する時もずっと暖房をつけておかないと、室温が一気に下がってしまってコーヒーの木が枯れる原因になってしまうんですよね。
このほか、植え替えをしていなかったことによって根詰まりを起こしてしまったりして土の中の通気性が悪くなってしまうと、うまく呼吸ができなくなってしまって木が弱り、枯れてしまう原因に繋がってしまいます。
水のあげすぎも呼吸しにくくなる原因になりますし、かといって与えなさ過ぎて水分が足りなくなるのも問題です。
そう考えると、けっこう植物を育てるのもデリケートなんだなって思います。
適度に水と光を与えて、基本的に暖かい気温を保ち続けるのがコーヒーの木を育てるときのポイントになってくるですね。
まとめ
コーヒーの木の寿命は100年を超えるものもありますが、一般的には収穫量が落ちてくる30年を目途に伐採して更新されているようです。
ただ、さび病にかかってしまうと数年で枯れてしまうので、コーヒー農家さんはさび病対策に力を入れているんですね。
普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、実は知らないことがたくさんあって、けっこう勉強になりました。
もっといろいろ調べて勉強してみたいと思います！
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました！
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